パパあっち行って!

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パパあっち行って!

歩美さんとレノン君が帰ってきました。お義母さんの容態は安定してきたそうです。

ご心配のお声を頂き、ありがとうございます。

やはり家族がいると安心しますね。10代の頃は、バックパッカーとして、一人旅も楽しいものでしたが30にもなると、一人旅は別にそんなに楽しくない印象です。

家は場所ではなく、人なのだなと思います。

最近、レノン君と仲良しです。

別れていた時も「パパと電話」ということでレノン君がママの携帯から電話をかけてきてくれていました。

最近は本当に仲良くなったのですが、家族ノマドを始めたばかりの頃、実は、私とレノン君はそこまで仲良くはありませんでした。

私と嫁とレノン君と歩いていると

「ぱぱ、あっち行って!」

と言われることが多く、ママにべったりでした。

その時の自分は、仕事に逃げていたように思います。

朝起きたら、そのままカフェに行き、夜ごはんを食べに家に帰って眠る。

そんな毎日でしたし、レノン君と二人きりになったときは
とりあえず、IPADでレノン君のお気に入りのチャンネル(おもちゃんねるん)を開いてわたし、私もIpadやスマホ
でアプリで遊んでいました。

子供とどのように接すればいいのかがわからなかったです。

「パパすき?」

と聞くとNo!と言われ、

「ママすき?」

と聞くと「ママYES!」と言われます。

「子供は母親に懐くもんだ」

くらいに思っていましたが、

あまりにもパパあっち行って!といわれることが続いたのでだんだんと悲しくなりました。

かなり悩みました。

私は何食わぬ顔してスタバに行き、インターネットで
こっそり「良いパパになる方法」などを検索しました。

父親の役割

下記、Wikipediaからの引用です。

——-引用——

子供の発育に関して、父親が重要な役割を果たしていることが、近年認識されるようになった。

従来は、父親の役割として、稼ぎ手、監督者、性役割モデルなどが知られていた。しかし近年研究が進んで、社会性の発達や知的能力の発達など、父親が子供の精神的発達に重要な役割を果たしていることが明らかになった。

離婚により父親が子供の家庭からいなくなると、子供は精神的な適応がより悪化し、学業成績がより悪くなり、反社会的な行動がより増え、結婚してからの離婚率もより高くなる[1]。戦死や病死によって父親が不在になっても、同様の傾向が生じる。

これとは逆に、父親が在宅で働く場合や父子家庭の場合など、父親が子供と長い時間を過ごす家庭では、子供の社会的な発達はむしろ良好になる。

乳児期における父親の役割

母親は、乳児に話しかける際には、繰り返すリズムで、ソフトに、なだめるように話す。父親は言葉を多く用いて、子供の体に触れて、はっきりとした言葉で話しかける[5]。

子供は、母親の顔を見ると、心が落ち着いて脈や呼吸の数が少くなり、父親の顔を見ると、楽しい遊びを期待して脈や呼吸の数が増える[6]。

その結果、子供は遊び相手として、父親を好むようになる。ただしストレスの大きい場面では、母親を選ぶ[7]。父親によるこうした刺激は重要であり、乳児の脳に健康な発達を促し、子供の社会的発達、精神的発達、知的発達に永続的な良い効果を与える[4]。

父親が、子どもの出生直後から子どもに充分に支持的に関与すると、子どもに良い影響を与え、生後7ヶ月の時点や生後3歳の時点で、子どもの言語発達はより良好となり、子どもはより高い知能指数IQを持つようになる。

———引用終わり——-

私は、ちゃんと遊んでいないな。そう思いました。

なにを話しているのかがわからないので、面倒くさくて
Ipadを与えることに逃げていることに気がつきました。

また、いろいろと調べているなかで

良い父親は忙しくても時間をとる

ということを見つけました。

まったく取ろうとしておらず、

「正直、自分は家族を大切に思っているのか?」

といった質問にたいして、おざなりになっている。

そう感じました。

仕事に逃げていたと思います。

なので、スターバックスから自宅に帰ってから、レノン君と遊ぶときに、Ipadを渡すのではなく、レノン君の体を持ち上げたり一緒に走ったりするなどして、身体的な遊びをするようになりました。

また、少し早めに帰るようにして、レノン君との時間をいつもより多く取るようになりました。

しかし、、

夜眠る時間になると、

「ぱぱ、あっち行って!」

と言われてしまいます。

私なりに努力をしているつもりなのですが、
仲良くなることが難しかったです。

私はポロポロと涙がでて泣いてしまいました。

「パパそういうこと言われると悲しいんや。」

「本当はレノン君と仲良くなりたいんや」

情けないですが、息子に泣きながら伝えました。

次の日から、「ぱぱ、あっち行って!」と言われることはなくなりました。

そこから、徐々に変わっていきました。

今でも、相変わらず私は朝からスタバに行きますが、

『パパもママも好き〜』に変わりました。

今ではレノン君と車や人形を使いながらおままごと的な遊びをするのがブームです。

良好な家庭は活力を与えてくれる

私はそう思います。

レノン君からパパあっち行って!と言われているときは、仕事場にいっても「俺なんで仕事してるんだろ。。」など仕事に集中することができないことがありました。

しかし今は、家庭が良好なので、寂しくなることもなく仕事に出ても集中して仕事に取り組むことができますし世界中を回り、治安の悪い国や、言葉の全く通じない国にいっても、楽しく安心して過ごしていくことができます。

それは、家庭の信頼関係があるからだと思います。

正直な話、家庭さえ良好であれば収入に関係なく幸福に暮らしていけると思います。

素直な気持ちを正直に伝えることが大切だと思います。

私がレノン君と仲良くなることができたのは

・怒ったり当たり散らすのではなくて正直だったこと
・自分が家族をないがしろにしていたことを認めたこと

この2つだったように思います。

もしあなたも家族との関係で悩みがあるようであればそこを解決することで大きな活力が手に入ると思います。

そして家庭で起きている問題は、社会でも、仕事でも実は起きていると思います。

もし、あなたがこうした家庭の問題を解決したいと
考えているのであれば、IROASの「プロローグ」と呼ばれるコンテンツをこなしてください。

たくさんの人が泣き、たくさんの人の人生が変わっています。

幸福も、自由もすべては学びによってのみ手にすることができます。

そのための学びをぜひ進めてください。

ありがとうございます。

追伸:もしあなたが家庭に関する悩みを解決したければ
IROASの説明会に来て、スタッフに話を聞いてください。

大きな気づきがあると思います。

http://iroas.jp/

*この手紙では、プロローグの話はほとんどされていませんがIROASではこうした人間関係に関するプログラムも充実しています。

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