イタリアのマルゲリータは芸術
幸せになる生き方
By Tatsuya Shiraishi
近代ヨーロッパでは
『神様の意思に沿う』
ことが良い生き方とされました。
明治時代の日本では、
現人神であらせる天皇の臣民として恥じない生き方をする。
ことが大切でした。
敗戦後、天皇は人間宣言を行わされ、神聖が取り払われ、今日本人は信仰の対象がなくなっています。
「じゃあ、どうやって生きていけばいいの?」
というのが問いになるわけです。
前提的な生き方を提示されていないで生きる状態になった現代日本は、歴史的観点からするとかなり異質です。
自分で生き方を決めなければならない自由を手に入れたことによって、逆に何をすればいいのかがわからない状態に陥ってしまいがちなのが今の日本です。
神様や仏様に頼るのも少し違う。
と、多くの日本人は感じていると思います。
私が考える幸せな生き方は
「自分の感情に沿って生きる」
という生き方です。
「リスクが低く安全に生きる生き方」
ではありませんし、
「他人から非難されないように善良な市民として生きる生き方」
でもありません。
「幸せにいきる」こと=「安全にいきる」こと
ではないと私は思います。
「多少危険」でも「感情に沿って生きる」
ほうが私は幸せな人生を歩めると感じています。
しかし、自分の感情に沿って生きることは時として闘争を誘発したり、経済的に苦しい時期に突入したりすることもあるので、簡単ではありません。
昔の日本の偉人の人たちは自分の美学のために命を投げ出してきていますのでそうした人たちの物語をたくさん読んで心を育むと自然と感情に沿って生きる勇気をもてます。
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