ナポリ到着
西洋とアジアの大きな違い
By Tatsuya Shiraishi
西洋の古典的名著を読んでいると、必ず『神様』の概念が出てきます。
- リヴァイヤサン
- 国富論
- ツアストストラはかく語りき
- 統治2論
などなど、、
近代的な考えになるために神の概念を引き離す論証を進めたり、神の概念をそのまま適応しながら国民に対する主権があるものだと論理を展開していきます。
日本人の私は無神論者なので、この手の話を理解するのは逆に難しいです。
つまり、
西洋文明の人々は『神様がいる世界』が前提で物事を見ている。
ということになります。
前提世界の組み立てが違うのです。
植民地侵略も神様を広めるということを本気で考えていたことがいろいろな文献からわかります。
実際にヨーロッパに来ると美術品や街中の住居のつくり、教会などがアジアでは発見できない綺麗さがあるのは、こうした世界観に住んでひたすらその世界を追求していった結果なのだろうと感じました。
西洋文明を理解するために、キリスト教に帰依することを真剣に考え出しています。
グローバル化を考えるのであれば、必ずその人々の文化理解が不可欠になりますので。
実際に、日本統治や植民地支配を進めていく中で、まず西洋の人々が行なったことは統治する国の文化社会の研究でした。
相手に影響力を与えたければ、まずは相手を理解することが大切ですね。
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