リベラルアーツ

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リベラルアーツ
By Tatsuya Shiraishi

こちらにきて、MBA取得にむけてTOEFLの勉強をしていますが、TOEFLで良い点をとるためには、英語だけではなく数学や科学、哲学、歴史、など幅広い知識を持っていなければなりません。

様々なTOPICをTOEFLで出題されるトピックを読んでいるうちに「リベラルアーツ」という単語が出て来ました。

スティーブ・ジョブスが『Appleはリベラルアーツとテクノロジーの交差点にいる』という話をしました。

私はこの話を聞いていた時、リベラルアーツがわからず、アートとという響きがあるので、芸術とテクノロジーの融合かな?くらいに思っていましたが、全然意味が違いました。

下記、Wikipediaの引用です。


リベラル・アーツ(英: liberal arts)とは、

・ギリシャ・ローマ時代に理念的な源流を持ち、ヨーロッパの大学制度において中世以降、19世紀後半や20世紀まで[注釈 1]、「人が持つ必要がある技芸(実践的な知識・学問)の基本」と見なされた自由七科のことである。具体的には文法学・修辞学・論理学の3学、および算術・幾何(幾何学、図形の学問)・天文学[注釈 2]・音楽[注釈 3]の4科のこと。

・現代では、「学士課程において、人文科学・社会科学・自然科学の基礎分野 (disciplines) を横断的に教育する科目群・教育プログラム」に与えられた名称である


Liberal とは、自由のことを指します。
Arts とは、スキルのことを指します。

リベラル・アーツという表現の原義は「人を自由にする学問」で、それを学ぶことで一般教養が身につくもののことであり、こうした考え方の定義としての起源は古代ギリシアにまでさかのぼる。

といったかたちで脈々とした歴史があるわけです。

世界最大企業のDNAの秘密

国際政策のアドバイザーとして今世紀最も影響力のある人だといわれている「ファリード・ザカリア」さんは下記のように発言しています。

今日のグローバルテクノロジーにおいてリベラルアーツはキャリア形成において最も効果的な教育の一つです。

アメリカの今日の成功は、一定のキャリアパスのための専門分野の学習ではなく、学習のための思考を形勢する学術的なリベラルアーツ教育から形勢がされている。

哲学や政治学、修辞学などのリベラルアーツ科目は人々に思考、文章、コミュニケーションの方法を教えてくれます。

これらのスキルは今日の日々変化するデジタル経済におけるキャリアの多くの紆余曲折がある中でつねに大きな指針として有用に作用します。

そして逆に化学、技術、工学、数学など、専門的な教育をリベラルアーツ以上に就職有利だからという理由で重要視をすることは危険です。

マークザッカーバーグもハーバード大学で心理学を専攻しており、「Facebookにはテクノロジーと同じくらい心理学や社会学が組み込まれている。」と話しています。

スティーブ・ジョブスも「テクノロジーだけでは十分でないことはAppleのDNAにあります。テクノロジーがリベラルアーツと人間性と結婚したことで、人々の心に響く歌を歌うことができるようになったのです。」

と話しています。

実際に、コンピューターも、スマホも、自動車も、議会も民主主義も、こうしたリベラルアーツを学んで来た人たちから生み出されています。

こうした本質的な学びが海外にはあります。

アメリカの単元を学び始めていますが、とても面白いです。

もともと日本は、モデリングするのが得意な国ですが教育においてはモデリングしていないでおままごとをしているようにすら感じます。

積極的に海外のコンテンツや学びを取り入れて、そこから改善を続けて世界一のものにしていきたいと思いました。

あなたも興味をもったらリベラルアーツで検索をかけてみてください。

日本語でも良いのですが、基本的には英語で検索したほうがよいリソースがみつかります。

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